CONSULTANT COLUMN
-
調理ロボティクス、戦略的方向性
中国で自動調理ロボットが普及期に入ってきた。上海の新興ロボティクス企業は北京冬季五輪の会場への導入も追い風に、同国外食大手や日系中華外食チェーン大手に納入を決めた模様。少子高齢化に伴う労働力不足が続くなか、中国の調理ロボ…more -
米国、料理宅配企業の成長の方向性
米国の料理宅配企業大手が提携先である外食産業を包括的に支援することで成長を加速している。これまで当社は料理宅配事業において、提携先の多さ、エリアカバレッジの広さ、宅配の速さ、品質の良さ等に経営資源を注力してきたが、競争激…more -
Robot as a Service(RaaS)の発展
総合商社大手が物流ロボットのレンタル事業を拡大する。同社は2020年4月にサービスを開始、21年3月初には中国企業の自律走行型ロボットのレンタルサービスも開始。ユーザー企業は物量の波動に応じて物流ロボットのレンタルが可能…more -
家具SPA企業の物流自前化の狙い
家具・ホームファニチャ製造小売り企業が今後5年間で最大2000億円を投じて国内の物流施設・システムを一新する。当社は最近、同業他社のTOBも公表し、この物流投資と同規模の資金を準備しているとのことで資金力の強さは特出している。…more -
物流ロボティクス市場の成長
シンクタンク大手が9月、物流ロボティクス市場調査を公表した。19年度は130億円超とのことで、25年には580億円超に成長する見通しを示している。19年度比で4倍になるとの予測である。物流業界の労働不足、コロナ禍における巣ごもり消費によるEC市場の成長などが背景にある。…more -
未来薬局 ~リモートの服薬指導と買い物代行~
調剤薬局大手企業が未来の薬局店舗を開業した。店内では顧客がスマホから遠隔操作する自走型ロボットが稼働する。顧客はロボットの画面越しに薬剤師と相談し、店内に陳列された健康食品などを買い回れる。医薬品医療機器法の改正で9月から、テレビ電話などを通じた薬剤師の服薬指導が可能になる。当面の運用は限定的だが、自宅で処方薬を買えるようになる。コロナ禍の新常態では、薬局での密集を避けたい人は確実に増え、オンライン服薬指導が普及する。一方、店内を歩き回り健康食品などをついで買いする顧客は減少する見込みである。…more -
コロナ禍におけるタッチレス(非接触)需要の高まり(2)
コロナ禍において、タッチレス(非接触)需要は物流ロボット業界においても影響を与えている。…more -
物流ロボットの躍進
4/16の新聞記事に中国リービャオ・ロボット社の物流ロボットの紹介がある。従前からの労働力不足解消の一助として倉庫内作業の仕分けをロボットが代行する。労働力確保という課題から解放され、且つ10-20%のコスト削減になり、…more