顧客企業に入り込んでシステム開発やAI実装を担うFDEの獲得・育成する動きがSier業界に広がっている。A社は26年度末までに国内FDEを1000人に、国外FDEを350人に拡充する方針を明示。後方支援組織として、26年5月に米企業との戦略的提携に伴い、新組織設立を発表した。FDEにナレッジやアセットを整備・提供し、顧客の課題解決の支援を加速させるとのこと。B社も子会社を吸収合併し、1万人超のSEを取込み、AIリテラシーの高い人材を育成する。前述の米企業とも戦略的提携を締結している。
FDEの考えは従前よりフィールドイノベーター等の言葉でローンチしてきた。普及しない理由は2つと考える。AIの実装スキルはあるも、①顧客の経営・事業管理観点で要件を策定、提案するスキルがない。
②仮に①のスキルを有するも、顧客を納得させ、主導的実行するスキル・経験がない、である。今後、AIが①の役割を担うことは可能と考える。しかしながら、②の実行力(やり遂げる胆力)は、顧客(ヒト)接点が必要なため、人材しか担うことができない。FDEのKFSは②を有するエリート人材を配置する、あるいは②を有する支援部隊を組成する等が必須と考える。
- HOME
- コンサルタントコラム
- FDE(フォワード・デプロイド・エンジニア)のKFS
FDE(フォワード・デプロイド・エンジニア)のKFS
AI
2026年08月31日
