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CVSとリサイクルショップの提携

CVS大手はリサイクルショップ大手と古着や雑貨の回収サービスを始めると発表。都内約30店舗のCVS内に回収ボックスを設置し、回収した不用品はリサイクルショップが海外で販売する計画。
回収した中古品は、店舗配送後のトラックを活用して、CVSの物流センターに返送、リサイクルショップが回収品を仕分け、海外展開するリユースショップで販売する仕組み。
回収ボックスを店舗に設置することで、CVSは中古品の寄付に訪れた利用者による購買を狙い、リサイクルショップにとっては近場に買い取り店がない地域でも中古品を回収できる利点があるとのこと。
環境省によると、日本では年間約56万トンの衣料品が焼却や埋め立て処分されており、将来的にCVSは本取組を全国展開し年間約4000トンの衣料品の廃棄削減を目指す。
CVSに中古品を持参する消費者が、どの程度いるのか不明であり、インセンティブが無い中で価値ある中古品を持参するのか懸念が残る。インセンティブとしては、やはり中古品に値段がつき、買取が成立するかである。
回収ボックスに中古品を投入するのではなく、回収ボックス上部にAI+センサ付の査定台かマネキン台を設置することで買取査定ができ、ポイント換金できる仕組みであればインセンティブが効くと考える。
中古品を持参した消費者がVポイント等を設置台に投入(個人特定)→査定→価値あればポイント付与→CVS内でポイント使用で商品購入、の流れである。さらにCVS内のデジタルサイネージでは、どのカテゴリーの中古品が買取ニーズがあるか発信して再来店を誘導するのである。

竹本 佳弘