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健康産業の新規事業コンビニジム、すきま時間の有効活用

健康産業大手がコンビニジムの新規事業を展開する。1日5分のトレーニングを掲げ、ジムでの着替え等は不要。入退会はすべてスマホで対応可能と利用者の時短を徹底、サブスク型で月額2980円とのこと。体組成計や血圧・心拍数を測定するヘルスウオッチを無償提供し、アプリと連動して自由にトレーニングできる。無人ジムで24時間監視、事故発生の場合は至急警備が駆けつけるとのこと。9月末時点で134店に増え、25年度に2000店を目指す。

出店戦略において、すきま時間のさらなる有効活用を勘案した場合、食品SM(イートインスペースで暇つぶすおばさん)、コインランドリー(孤宅者)、郊外GS(車生活者)などに併設出店するのはどうだろうか。上記の併設の他機能使用中のすきま時間に5分トレーニングするのである。さらに前述のヘルスウオッチにて蓄積した顧客データを活用した次なるサービス展開も楽しみである。

竹本 佳弘