自動車の製造現場でフィジカルAI導入が加速している。2027年には世界のヒト型ロボットの2割が自動車工場に導入される予測もあるとのこと。米国のEV工場ではベルトコンベヤーはなく、自動搬送ロボットが車両や部品などを運搬。生産ラインの点検や車体検査はフィジカルAI(四足歩行ロボット)が活躍。溶接や塗装など、繰り返しが多く、肉体的に過酷な作業は基本的に全てロボットが担当するとのこと。この工場では1400体のロボットが稼働、ヒトとロボットの比率は2対1(米国の自動車産業の平均は7対1)。
これからの生産ラインの設計は、人間を工程に配置することを前提としたレイアウトからロボットを起点としたレイアウトにシフトする。これにより人材育成も状況が変化する。これまでは製造現場でのマイスター主導の実地研修や動画教育等、ヒトの技術継承を前提とした人材育成プログラムが組まれてきた。これからはロボット主体の生産ラインを前提としたロボットを使用したデモ研修やAIトレーナーによる研修に変化していくと考える。技術マイスターの人材育成と、AIによる工場管理に精通した人材育成にすみわけされていくと考える。
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製造現場の人材育成の変化① ー工場のフィジカルAI導入ー
ロボティクス
2026年09月07日
