REIT市場でデータセンタ(DC)系が急成長している。株式市場のAI関連銘柄の牽引がREIT市場に波及している模様。
S&Pの国・地域別REIT指数の2026年初来騰落率(5月末時点)では世界で最も多くDCが立地する米国で13%高。一方、英国が2%安、オーストラリアが7%安、日本が10%安とのこと。
但し、2025年は日本が22%上昇、賃料上昇期待からオフィスREITが相場を牽引した。26年に入り国内金利上昇の影響か、前述の10%安である。日本ではDCのREITへの組み入れは規制緩和が進む一方、償却負担の重さなどから進んでいない模様。これまで日本REIT市場はオフィス⇒物流倉庫(ディストリビューションセンタ=DC)⇒DC(データセンタ)とREITの主役対象が変化してきた。主要都市駅周辺の開発によるテナントビルの過剰供給⇒EC市場成長による物流倉庫開設⇒AIのビジネス化によるDC開設という経緯である。
今後は老朽化したオフィスビル、倉庫、工場をDC化する動きもあると推察される。前述の通り、償却負荷、電力・水の確保等、土地・物件が限定的な日本でDC化するのは容易ではないが、REITの主役対象の変化からビジネス環境の変化を視る観点はこれからも重要である。
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REITの様変わり AI/データセンタ(DC)の急成長
経営戦略
2026年08月17日
