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高級セレクトショップのリユース事業のKFS

ニューヨーク高級衣料店の日本法人は6月、中古品のみを扱う新業態を始めると発表。日本で保管する高品質な中古品をインバウンド客に販売し、将来の米国出店に展開するとのこと。1960年代から2000年代の商品を中心に、8割をアパレルで構成。若年層もターゲットにし、低価格帯となる1万円台のTシャツなども展開する模様。
リユース業界はフリマアプリの定着もあり、3兆円超の成長市場となっている。本事例はリアル店舗でのヴィンテージ事業とのことであるが、成長トレンドに乗れるか注視したい。インバウンド対応だけではなく、顧客の若返り、企業ブランドを信頼した上での上質の中古品の購入促進という面もあるが、顧客ロイヤルティが高いなかで当店で中古品を購入するのか、ニーズは不明である。ここで販売促進策として他階の新品とのコーデを導入するのはいかがであろうか。ヴィンテージ品と現代の新品とのコーデである。新品とは異なる素材のビンテージ品も多い、新品・中古品のカニバリ回避策ではなく、共存策である。さらに選んだ中古品の同年代の雑貨店に送客する協業も重要である。ビンテージ品を嗜好する顧客が愛する年代別(1960-2000年)に顧客をカテゴライズしてアパレル、雑貨、家具等を組合わせて提案するのである。

竹本 佳弘