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メガバンクのAI活用の方向性

メガバンクは営業、事務社員をAI開発人材に転換する。5万人から順次選び、10年後に数千人規模への拡大を目指す。金融サービスや社内業務のAIシステムを開発するとのこと。専門教育を3カ月間実施して開発人材に育てる。研修後すぐに業務を任せ、社内業務と顧客向けサービスの両面で開発を担う。例えば、融資を判断するための資料や顧客への提案書を自動で作るAIを開発、事務作業を減らし、接客への注力を狙うとのこと。
リソース(現有社員)をAI活用に投資するとのことだが、社内人材が3ヵ月の教育でAIツール作製で成果を出すのか、懸念が残る。当然ながら短期研修でAIツール作製は可能であり、開発フェーズにAIがサポートすることも可能である。しかしながら、どの業務のプロセス・ルール・分担を改善してからAIに任せるのか、その案出し・判断を脈々と業務継承してきて固定観念を持つ高給の社員が担当できるのか、懸念が残る。ここは企業、組織、業務にしがらみのない、且つ、業務改革と日進月歩のAI技術に親しんでいる戦略的パートナー企業に委託し、短期間で成果を出す方が得策と考える。

竹本 佳弘