自動車メーカ大手は一部の部品メーカからの仕入価格について、2025年度下期(25年10月~26年3月)から引き下げ要請を再開する。当社は通常、年に2回、部品メーカーからの仕入価格改定を実施するも、22年度以降、コロナ禍や原材料費高騰を受けて見送っていた。今回、原料高の一服などで価格引き下げができる環境が整ったとのこと。部品メーカのコスト高止まりは変わらない中での仕入価格改定となる。部品メーカも生き残りを賭けてカイゼンを継続して、当社に応えようとするが限界はあるため、弊社の提唱するサプライチェーン・ガバナンス(SCG)を効かせることが肝要となる。SCGを発揮することで部品メーカも生き残りつつ、サプライチェーン全体の競争力を向上させるのである。
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自動車業界のサプライチェーン・ガバナンス
SCM/ロジスティクス
2025年09月29日