新電力業者(当社)が国内最大級のファッションイベント運営企業と組んで若者を開拓する。美容家電の特典などを付け、個人向けに再生可能エネルギー由来の電気プランを発売したとのこと。再生エネ電気は発電コストが高く、一般の電気と比べて高くなることが多い。脱炭素目標などを掲げる企業とは違って、個人への再生エネ電気の販売はハードルが高い。当社は26年1月10日に静岡市内で開かれたファッションイベントに再生エネ発電などで生み出した電気を供給した。イベントで使う電気を実質100%再生エネにした模様。10~30代の女性に照準を合わせた特典をつけるほか、若者の環境意識に訴求して、販売の拡大を目指す。契約者には電気の供給を始めて半年後に美容サロンのチケットや化粧品などを送る。その後も、年に1度、美容家電などが当たる特典などを継続する。当社として「自身も使う電気も『きれい』になれるという点を意識した」とコメント、26年中に1万件の契約を目指すとのこと。
顧客タッチポイントを若年女性層のファッションイベントに着目することが差別化であるが、可処分所得、時間の使い方にバラツキのある当世代が再エネに興味を示すのか、今後の動向に注目したい。電気の使用をゴールとした顧客タッチポイントを考える場合、電気を使用する機器の販売時点にポイントを置くのはどうだろうか。家電機器、スマホ、電動運搬機等々である。そうなると提携先は異なってくる。顧客タッチポイントの設計の重要性を再認識した事例である。
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顧客タッチポイントの重要性の再認識
新規事業
2026年02月09日
