グローバルに展開したサプライチェーンのパフォーマンスの極大化と、コストとリスクの極小化

ASEAN、新興国等への生産と消費のシフトに対応した、サプライチェーン全体の同期化による過剰在庫及び販売機会損失（欠品）の回避とリードタイム短縮を実現します。
販売計画と実需のギャップ調整、生産計画と生産実績とのギャップ調整、部門間及びサプライヤーとの調整等、販売・調達・生産・物流の連携・同期化を実現するためには、現状の不具合（在庫・欠品・リードタイム等）を定量的に可視化し、SCM改革に向けた全社の認識共有が起点となります。
TICではサプライチェーンのパフォーマンスを定量的に分析した上で、あるべき姿のグランドデザイン、業務プロセスとITの再構築の計画と導入までを支援します。また導入後、運用定着までのチェンジ・マネジメントを支援いたします。PDF ダウンロード

グローバルでの在庫可視化・偏在解消にむけた、需給調整機能・組織・プロセス・ITの変革

欧米先進国vsアジア新興国など地域間での需要の成長力格差に適応するお客様企業おいて、供給側の地域間の情報の分断、グローバルの全体最適調整機能の欠如、在庫偏在による販売機会損失と過剰在庫・廃棄等の課題が発生します。
TICではグローバル需要や供給能力のデータ分析による実態把握を起点に、在庫ポジションに基づく供給施策及び在庫圧縮と廃棄削減効果を示し、最適需給調整による理想的なSCMモデルを策定します。
また本社・工場・物流拠点のラウンドによる現場力の確認と、SCMモデルとのGAPの可視化に基づく施策の策定・実行等を支援します。PDF ダウンロード

グローバルサプライチェーンにおける海外の集荷・在庫拠点の再配置と、当拠点の機能分担の確立

グローバルに展開したサプライチェーンを可視化することでサプライチェーンのボトルネックを抽出します。
海外工場への生産依頼のプロセス、生産国の輸出業務プロセス、輸送経路まで踏み込んだサプライチェーンの再構築を実施します。
サプライチェーンにおける不具合の顕在化として、リードタイムの延長、在庫ポジションの偏重、日本での欠品の多発等があります。TICでは不具合を定量的に可視化することにより、お客様企業に優先課題を認識して頂きます。その上で実務に精通したTICのコンサルタントが関係部門に入り込み、需給調整プロセス再構築の施策を策定します。
また施策を策定する際は部門横断的なアクションプランと改善効果を設定します。アクションプランの実行において、お客様企業のご要望に応じて、TICのコンサルタントが常駐型にてモニタリングと施策実行を支援します。PDF ダウンロード

過去のコンサルティング事例

• CASE1

  【お客様企業】 消費財商社
  【経緯】 中国及び他国において製造委託の上、日本に輸入しているお客様企業として、日本での販売計画、販促の実施時期、生産依頼の時期・内容の同期をとるのは難易度の高い課題でした。このような中で、TICによる組織横断型プロジェクトの実績と、S&OP業務及び物流倉庫作業に豊富な経験を評価頂き、プロジェクトは始動しました。
  【コンサルティングの内容】 ・リードタイムの可視化
  ・サプライチェーンにおける組織・業務の課題の抽出
  ・アクションプランの策定
  ・SCM改革の効果算定
  【成果】 ・サプライチェーンコスト（物流コスト・在庫コスト）の削減
  ・トータルリードタイムの短縮
  ・サプライチェーンの可視化による不明瞭な業務ルールの再定義