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新型コロナウイルスの経済的影響

新型コロナウイルスは世界中に広がっている。中国は一部の都市を封鎖し、人々の外出を制限している。2月24日の欧米市場に続き、25日の東京市場でも株価が急落し、世界同時株安の様相だ。新型コロナウイルスの経済的影響が初めて現したのはトラベル業界だ。中国人観光客に人気な京都は観光客激減のため、宿泊施設の宿泊料が以前より大幅に減少、1泊5000円台で宿泊できる。愛知県蒲郡市にある旅館は中国からの団体ツアーのキャンセルが相次ぐため、事業継続を断念。トラベル業界以外、製造業界、リテール業界にも新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている。ユニクロは、2月発売予定の新作の一部を延期、百円ショップの電気製品など中国製品はまだ在庫があるが、新たな入荷見込みは未定という状況である。「世界の工場」としての中国は日本の産業界に多大な影響を及ぼす。中国を起点としたサプライチェーンの課題である。新型コロナウイルスの経済的影響は益々強まっている中、各業界の動きをこれから注目すべき。